『新・のび太と鉄人兵団』のゲストを演じられた沢城みゆきさんのインタビューを紹介します。別記事の補足になりますので、まずは次の元記事をご覧ください。
本作が名作となったのは、リルル役の沢城みゆきさんのご活躍が非常に大きいと感じます。その沢城さんは、間違いなく作品と真摯に向き合い、映画ドラえもんそのものの本質も理解されています。
このことは、公式サイトに掲載されていた動画インタビューから伝わってきたものです。しかし、残念ながら現在は削除されてしまい、皆様に沢城さんのすばらしさを知っていただくことができません。そこで、当時のインタビューを書き起こす形でご紹介しようと思います。
映画ドラえもんオフィシャルサイトをご覧の皆さん、こんにちは。リルル役の沢城みゆきです。
-リルルの役どころを教えてください。
最初は、ちょっとクールといいますか、特別な女の子なんだろうと思ってやっていたんですが、やっていくうちに「いや、そんなことない。本当に葛藤したり迷ったりもするもしかしたら普通の女の子なのかな」というのがあって、監督ともちょっとお話ししたときに「そうなんです。ぜひ普通に」ということでそれを意識しながらやらせていただきました。
-映画ドラえもんに出演されて、いかがでしたか?
リルルがラストのクライマックスですごく大事なセリフを喋るときに、もちろんお芝居に集中して一生懸命お仕事はしているんですが、ふと、「これってドラえもんの文化に参加しているというか、この先ずっと残っていくロールにセリフを当てている」と思ったらなんだか震えるような、すごくとてもとてもありがたい瞬間にいるというのを収録中に思ったのが印象的です。
-映画サイトをご覧の皆さんにメッセージを
本当に、私の中でいろいろ大きく、いろいろなことを知った作品になりました。(映画の)キャッチどおり1、ひとつになると本当に大きな力が目を覚ますというのを知れたといいますか、集うことのすごさを改めて感じました。なので、大人とか子どもとか関係なくたくさんの人に観ていただけるよう願うばかりです。お友達と、ご家族と、ぜひたくさんの皆さんで観ていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
-以上ここまで-
沢城さんにとっても、本作が心に残る作品となったようでたいへん嬉しいです。リルルを演じてくださり本当にありがとうございました!
- 映画キャッチフレーズ「ひとつになれば、大きな力が目を覚ます」[↩]